2026
クロスダM&Aセンター株式会社 代表取締役
石﨑 広文

事業承継から経営戦略系へ。様々な案件に知見を生かす

2026年は設立10周年。より一層の地元愛で地域に光をあてる

 昨年は数百億規模の事業承継の依頼もあり、「大企業の発想では事業承継というよりも経営戦略的な動きになってきていると感じている」と石崎氏は業務を通じて感じ取っている。 「上場企業や大企業は、ホールディングスの中で事業をマーケットに適応するための予算を毎年何百億と計上されているケースが多い。私たちは専門家として当たり前のように受け入れてきたが、ここ数年、地元を中心にシュリンク(縮小)する事業承継の相談も増え、生産人口が減り、地域の経済活動自体も縮小する状況を現場で体験し、不安視している」。 「地域の労働生産総人口が少なくなると、県内の総生産まで縮小する。クライアントには、現在の事業だけではなく、異業種の経営にも着手しリスク分散を意識することが大事だとお話している」と石崎氏。

同社は新たに自動車整備工場の運営にも着手している。大分県久住の山中にある自動車整備工場を傘下にしてから売上を2.5倍に伸ばし、スタッフの確保も成功。平均年齢35歳の若手が活躍する会社に変化した。
グループの医療法人。毎日にぎやかに頑張っています
人口もそう多くない町で業績を伸ばせたのはなぜか。 「会社の魅力をアップさせるためにSNSを活用し、定期的に情報をアップしている。特にTikTokを活用した積極的な発信を心がけており、会社周辺エリアの車ユーザーを対象にした車検プランが功を奏し、売上アップにつながった」と石崎氏。 縮小していくであろう業種でも、手の打ち方次第でプラスに転向できる成功事例の一つとなっている。

また、現在2つの医療法人も傘下に加えている。医院の経営と現場の医業を分けることにより、効率を上げることで売上を底上げしている。 医療業界はリクルートが難しいが、職場環境を整えることで人材にも恵まれている。 これからも、異業種展開の知識を活かし、企業・町・人のために、競馬のように駆け抜ける。
クロスダM&Aセンター株式会社
佐賀市兵庫北1-8-28