2026
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有限会社大町自動車学校 代表取締役/CEO
鶴田 英司

独創的な取り組みで他自動車学校と差別化

徹底的なお客様目線で教習をブランド化/AI活用し事業の効率化と拡大を進める

 2018年の代表取締役就任以来、外資系コンサルで培ったキャリアを生かし、自動車学校経営を進めてきた鶴田氏。 事前にスケジュールを確保して教習が受けられる「60日教習プラン」や、キャラクターのデコレーションを施した教習車制作など、他校と差別化を図る独創的な取り組みを次々に打ち出し、成長を遂げてきた。

そんな歩みの中で2025年を振り返った時にキーワードとなるのは「インフレとAIの進化」だと言う。 普通自動車に関しては、この地域で最も生徒を集められるところまできた。 これからインフレが進む中で、おかしな価格競争に対抗していくには、生徒を確保していくには、我が校のブランド価値を上げていくことが必要」と鶴田氏。 徹底的なお客様目線でクオリティの高い教習を再構築し、優しさや慈愛を意識する「コンパッション教習」としてブランド化していくことを目指す。
今回のインタビューの内容を絵や図、文字で視覚的に記録したグラフィックレコーディング
「お客様への思いやり、そしてその先の交通社会への思いやりを育むために込めた「ネーミング」だ。

AIについては、教習マニュアルの統一やデジタル広告の作成、事務作業の効率化に活用していく。 「現在のAIは自社のデータを入れておけば、それを踏まえて指示に応えてくれる。AIとの融合でこれからの働き方は変わる。ウェブの強化など、積極的にAIに置き換えていきます」

グループ会社では入校申し込みの仕組みを自動化するソフトウェアの開発にも取り組んでいるという。 狙いは、全国の自動車学校を顧客にして、申し込んできた入校希望者を振り分けていくネットワークをつくることだ。 「例えば東京では免許取得したくても近くに自動車学校がない。そうした需要を地方に回す。人が多い所からお客様を確保してこようということです」

今後、日本が人口減少に向かう中で、この試みは「日本全体の教習所の事業継続につながる」と鶴田氏。 社会の流れと先端技術の可能性を見極めながら、大きな展望を描く。
有限会社大町自動車学校
(大町校) 杵島郡大町町大字福母2405
(鍋島校) 佐賀市鍋島町八戸溝1424