佐賀を豊かにすることが私たちの存在意義
佐賀の人口を増やすために/大学生や県内プロスポーツチームを支援
設立は1957(昭和32)年。
トヨタ自動車の販売店としてトヨタ車販売や中古車販売など、県内に9店舗を展開する。
2022(令和4)年から約2年間、新型コロナの影響や部品供給不足でメーカー側の生産台数が限られた。
現在は回復し、「やっとお客さまのもとへ営業に出向くことができるようになった」と振り返る唐澤俊章社長。「昨年の業績は過去最高売上の一昨年と大きく変わらず好調だったが、コロナ禍の時のような新車生産の停滞なども想定し、経営基盤強化と従業員が働きやすい環境づくりに向けて継続的に取り組む」と話す。
唐澤社長は、トヨタ自動車本社の人材開発部採用グループ長や国内事業計画室長などを経て、昨年1月に社長に就任した。就任当初、設立前の同社が戦後県民に生きる喜びを与えたいと採算を度外視し、生活に必要なものを販売していたことを知った。歴史を紐解き「私たちも佐賀をいかに豊かにできるかを考えて事業展開をすることが存在意義になる」と実感したという。
そこで唐澤社長が掲げた目標は「佐賀県の人口を増やす」だ。「佐賀が豊かになるためには人口を増やすことが必要。人がいなければ経済圏は育たない」。
自動車販売だけでなく、佐賀県の経済活性化や持続可能な社会の実現に貢献することを目指している。
その目標を実現する取り組みが県内大学生などを対象にした「サガミラ部」だ。地域の移動手段に関する課題や起業して取り組みたいテーマを募り、活動費の支援や実現に向けた助言、サポートを行う。「佐賀で成長させてもらった」「面白い」という思いが生まれれば、佐賀を元気にしようと佐賀に住む若者も増えるという考えだ。
県内プロスポーツチームの支援も積極的に行っている。「県外ファンが増えれば、佐賀に住みたい人が増えるのでは」と期待を込める。
今年も「佐賀県の人口を増やす」が目標だ。さまざまな事業を展開して「佐賀県をいかに豊かにするか」の精神を継承し、地域に根ざした活動を地道に続けていく。
佐賀トヨペット株式会社
佐賀市鍋島町大字八戸溝150番地5
FAX:(0952)33-6711