大阪・関西万博14施設で膜構造物の建設実績
膜構造物の可能性は無限大。デザイン性豊かな膜構造物で街を彩る
『膜構造物』の分野で飛躍的な成長を続けている同社は、昨年10月に設立50周年の記念祝賀会を開催して、関係者、社員らと共に目標を共有し、達成を誓い合った。「私が社長になって30年という区切りの年でもあり、業界の変化と会社の歴史をまとめたブース展示や、産学連携で香蘭女子短期大学と大村美容ファッション専門学校の学生さんとコラボして膜の廃材を使った廃棄ゼロプロジェクトの成果発表などを行いました。これからはリサイクルだけでなくアップサイクルにも目を向けて行かなければ」と山口氏。昨年は「大阪・関西万博」でクウェート、インド、イタリアなどのパビリオンをはじめ、NTT館、日本館など合計14施設の建設を担当し、業界内でも注目を集めた。翼を広げたような流線形で立体的なデザインが会場内でもひときわ目を引いたクウェート館は、たびたびメディアでも取り上げられた。「弊社で導入していた3DのCADを活用して希望されたデザインを形にすることができて本当によかったです。
パビリオン建設に求められる「デザインの自由度」と「環境負荷を考慮した機能性」を膜構造で具現化し、万博に貢献した
会期中、同業者の方々に向けた見学会があり、案内させてもらったことは山口産業自体の知名度アップに繋がったのでは」と振り返る。
現在掲げている売上目標は、3年後67億、4年後73億、そして9年後に100億を達成すること。建築資材の高騰が続き、膜構造物建築の用途やニーズは高まってきている。掲げた「絵」に色を付けるには社内に立ち上げている多くのプロジェクトチームの力にかかっている。「陸上養殖の施設建設の問い合わせは増えてきています。一般建築物よりもコストが抑えられるテントが新たな選択肢になってきています。デザイン性の高い公共施設や防衛関係などの需要も増やしていきたいです。プロジェクトごとに責任者を立てて、四半期ごとに進捗や実績を確認していますが、私の仕事は背中を押して、金を出すこと。社員には伸び伸びと失敗を恐れず仕事をしてほしいですね」(山口氏)。
目標達成のためのアクションは社員の力を信じて任せ、チャレンジを推進する山口氏の包容力で留まることなく未来へと進んでいく。
山口産業株式会社
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